TJARじゃなく富山湾から相模湾まで430km家まで帰ろうよの巻

2020年08月15日(土) 〜 2020年08月22日(土)

• GPS: 176:00
• 距離: 428km
• 登り: 21,178m
• 下り: 21,160m

コースタイム

「15日」
15:40ミラージュランド-22:30立山駅

「16日」
04:15 立山駅 - 05:27 美女平 - 05:57 ベンチ - 07:09 滝見台 - 08:21 1560m地点 - 08:20 弘法 - 9:00 追分 - 9:35 天狗平山荘 10:10 - 11:00 室堂平 - 11:46 浄土山 - 11:52 富山大学立山研究所 - 12:04 獅子岳 - 12:34 ザラ峠 - 12:58 2462m地点 - 13:07 五色ヶ原山荘13:30- 14:00 鳶山 - 14:10 越中沢乗越 - 15:00 越中沢岳 - 15:42 2401m地点 - 16:00 スゴ乗越 - 16:25 スゴ乗越小屋

「17日」
02:00 スゴ乗越小屋 - 02:48 間山 - 03:48 北薬師岳 - 04:24 薬師岳 - 04:48 薬師岳山荘 - 05:18 2476m地点 - 05:36 薬師峠 - 05:48 太郎平小屋 - 06:00 2360m地点 - 06:48 2624m地点 - 06:57 北ノ俣岳（上ノ岳） - 07:15 赤木岳 - 07:33 中俣乗越 - 08:39 黒部五郎の肩 - 09:39 黒部乗越 - 10:39 2667m地点 - 11:27 中道稜線分岐 - 11:45 巻道分岐 - 11:51 双六小屋 12:01 - 12:28 樅沢岳 - 12:58 2599m地点 - 13:28 左俣乗越 - 14:22 千丈乗越 - 15:16 槍ヶ岳山荘 - 15:28 殺生ヒュッテ - 15:40 坊主の岩小屋 - 16:16 天狗原分岐 - 16:40 大曲 - 17:02 槍沢ロッヂ - 17:25 一ノ俣 - 17:55 横尾 - 18:20 新村橋 - 18:32 徳沢 - 19:08 明神分岐 - 19:24 上高地バスターミナル（1泊）

「18日」
02:40 上高地バスターミナル - 02:49 帝国ホテル前 - 02:59 田代池 - 03:11 大正池 3:45中ノ湯- 42キロ12:15西松本駅-15キロ-14:10桜清水
14:30 - 15:30 王ヶ頭 15:40 - 16:19 茶臼山 16:29 - 16:59 扉峠-13キロ19:30 八島湿原

「19日」
3:30 八島湿原 4:00沢渡 - 4:35車山乗越 - 4:45車山- 5:33 西白樺湖コンビニ-10:10 ピラタスロープウェイ - 11:24 五辻 - 11:29 出逢いの辻 - 11:36 狭霧苑 - 11:59 麦草峠 12:29 - 12:54 丸山 - 13:46 中山 - 13:51 2457m地点 - 13:58 中山峠 - 14:38 2572m地点 - 14:48 東天狗 - 14:56 2549m地点 - 15:06 根石岳 15:16 - 15:23 箕冠山 - 15:33 夏沢峠 - 16:03 硫黄岳 - 16:13 硫黄岳山荘 - 16:38 奥ノ院 - 16:43 三叉峰 - 17:13 2438m地点 17:33 - 18:08 貯水池 18:18 - 18:26 横岳登山口 18:36 - ":46 八ヶ岳高原ロッジ-20:10野辺山駅

「20日」
6:15野辺山駅-7:35清里駅コンビニ-9:00郵便局受け取り10:10-10:00 清里駅 - 10:09 1205m地点 - 10:24 平沢 - 10:51 平沢牧場 - 13:11 槍 - 13:47 豆腐岩 - 14:23 横尾山 - 14:59 信州峠 - 15:23 黒森上 - 15:35 小川山林道入口 - 16:35 瑞牆山荘 16:45 - 17:15 富士見平小屋 - 17:51 大日小屋 - 18:09 大日岩

「21日」
03:30 大日岩 - 04:24 2467m地点 - 04:36 金峰山 - 05:12 朝日岳 05:22 - 05:40 朝日峠 05:50 - 06:08 大弛峠 06:28 - 07:04 アコウの土場 - 07:40 桜沢橋 07:50 - 08:32 六本楢峠 - 08:50 金峰山荘-9:10-12:50すき家(休憩40分)-15:40甲斐大和セブンイレブン(休憩15分)-19:40LAWSON20:10-21:10御正体入り口-0:44 和出村 - 01:04 駐車場

「22日」04:45 駐車場 - 05:09 水場 - 05:45 1345m地点 - 05:54 加入道山 06:04 - 06:13 馬場峠 - 06:55 1568m地点 - 07:37 犬越路 07:47 - 08:59 1502m地点 - 09:23 檜洞丸 - 09:47 金山谷乗越 - 10:29 臼ヶ岳 10:39 - 11:27 蛭ヶ岳 11:47 - 12:17 棚沢ノ頭 - 12:47 丹沢山 12:57 - 13:09 竜ヶ馬場 - 13:45 塔ノ岳 - 13:54 金冷シ - 14:15 天神尾根分岐 - 14:24 小草平 - 14:54 雑事場ノ平 - 15:09 大倉 15キロ18:45国府津海岸


距離427km 累計標高23000m

天候

終始晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行きは黒部宇奈月温泉駅まで新幹線

コース状況／危険箇所等

上高地から松本までのトンネルの通行は車に気を付けて。時間帯など配慮を。横岳登山口から街までなにもありません。飯盛からのバリエーションルートはもちろん藪。2メートルあるところも。清里から瑞牆山荘まで水の補給できません。加入道から蛭ヶ岳までも水補給できません。

写真

8/15 15:18

3年連続此処に訪れる事になるとは！笑
毎回夜勤明けでスタートなのでこの時間です。

8/15 15:26

毎回実感が湧かないけど、ここ日本海らしいす

8/16 9:50

今回も劔は天気悪いとかで迂回して立山駅から上がる。天狗山荘さんで食事。

8/16 11:05

室堂につくと天気最高だし、これ、劔いけたな、と笑

8/16 12:48

ここの景色が本当に圧巻。毎回ゾワッとする。アルプス来てるんだな、と。

8/16 13:41

五色で昼食。ここからtjar目指されてる50代の男性と抜きつ抜かれつ。

8/16 18:23

スゴに16時半。薬師峠まで行けただろうけど、無理はしたくないので此処で寝る。その代わり翌朝は2時すたーと。今回は睡眠時間はすこーし削ることにしてみる。

8/17 4:31

薬師岳ついたー、風が昨日から10メートル以上吹き続けている。止まない。雨ではないが、なかなか気が抜けない。もちろん気温は10℃ちょっと。止まれば寒い。

8/17 4:31

いつも五色で泊まるので、変わった光景が目に飛び込む。有難い。

8/17 5:52

太郎小屋で水のみ補充。腹へったなー、6時前なのでまだ小屋開いてない。

8/17 6:35

黒部五郎岳見えてきたね、このあたりで先行してたtjarの人に追い付く。新ルールの水以外山小屋利用しない、やってました。すげー、いつか俺もやってみるけど、今はヤル気になってないからやらない！俺は家まで帰る企画をやってる！

8/17 8:32

いいペースで通過、黒部五郎小屋で追い付かれて、2018年の選考会の話などをしてくださった。感謝。

8/17 11:59

双六ついたー、ようやく飯。私だけ食べててごめんなさい、このあと上高地まで追い付くことなく、先行され続けた。素晴らしい足腰。

8/17 12:01

白い帽子の人がそう。来年選考会に参加されるようです、力だけでなく色々捧げないとならないtjarだけど、選考会に出るからには頑張ってほしい！

8/17 13:54

さてさて人の事はさておき、私はペース落としてしまい、槍ヶ岳手前からダラダラモード。飯食うと眠くなるしダメダメです。でもまー、先も長いので確実にこなします。

8/17 14:47

あまり振り返った写真は撮らないようにしてますが、ここは撮っちゃうよね、ずーっと歩いてきた尾根や山が見えるんだもんね。最高です

8/17 14:51

槍ヶ岳通過します。言い訳ですが今回シューズ選定間違って足がボロボロに。晴れなのにマメは出来るし、親指ぶつけてないのに剥がれ始めるとゆー珍事。何回もガーニーグー塗ったけど、そーゆー事ではないみたい。腫れているのが解るが、替えがない。清里郵便局まで我慢となる。

上高地でなんもなかったらと思い、立ちよった徳沢ってこんなお洒落なとこなのー！ってびっくり！思わずソフトクリーム頼んだ笑

やらかす

8/17 19:22

河童橋通過。熊はいない。上高地バスターミナルで再度50代の方とお会いしベンチで就寝。私は5時間ほど寝て先へ。

8/18 4:11

釜トンネルは毎回写真撮ることにしてる。オレンジの光は日中だけなんだね。本日上高地から美ヶ原までのロード65キロほど頑張ろう。

8/18 8:18

新島々まで来てようやくコンビニあり。毎回だが前足首が痛む。前頸骨かな。腫れちゃうんだよね。早めにテービングで対処する。ドラックストアーでスプレーする痛み止めみたいなやつ買ってみた。

毎回恒例である。対策してきたが防ぐとゆーより対応策で薬を持ち込んだ。少し良かったかな。

8/18 14:13

思いの外、暑くて何度もコンビニ休憩しては飲み物をのむ。食べ物が受け付けなくなる。胃がやられたけど、無理矢理食べて粘る。

8/18 15:34

トレイル入ったら気合いがバシッと入ってしっかり45％で山頂へ。遅れた分を回収。このあとソフトクリーム片手にトレイルを走ってたのは俺です笑

8/18 16:06

茶臼山向かう途中、60代くらいの夫婦に話し掛けられて、トレランやるおじさんでめちゃくちゃ誉めてくださった！興奮気味で私の計画を聞いてくださっておじさんの40年前の話まで出てくる事に！笑
今日は車山越えるのをやめました笑

8/19 4:51

この辺りから舌が痛いし、ふくらはぎが固くなって痛む、2時間寝てはそのあとはうとうとしか寝れなくなる。ストレスなのか、栄養不足なのか、標高1600メートルなのに息苦しくて起きることも。謎だ。

8/19 5:21

身体もテンションも上がらないまま粘る時期に入ってしまう。回復を待ちながら歩を進める。

8/19 5:22

こんなに綺麗なのに綺麗と思えないメンタル。なんなんだろうか。このあと池の平ホテル前のコンビニで補充しようとするも開いてない。七時開店。なにも持たずに八ヶ岳は不安なので、待つことにした。そしてこの時点で八ヶ岳越えたあとの、荷物受け取りの郵便局の営業時間に間に合わないので、明日の9時まで停滞決定。

8/19 12:08

北八ヶ岳ロープウェイで飲み物を補充して、マイペースを保つ。

8/19 12:23

カレー率高め！このあとanswer4の小林さんと道がまっすぐの店長小山田さんとすれ違う！気付くのが遅くて話し掛けられず、、でもお陰で気合い入って一気に天狗まで駆け上がれた！

8/19 16:12

麦草から硫黄まで3時間半でかっ飛ばす！本当に毎日晴れていて、こんな夏あって良いのか？逆に怖いってくらい雨降らない。

8/19 16:16

こんなに横岳赤岳見たことなかったから新鮮でした。ってか16時過ぎると稜線を歩く人がいなくなるんだね、八ヶ岳って。それも不思議な空間でした。

8/19 17:04

赤岳は登らないと初めから決めていました。賑わっているところってのもあるし、時間帯が時間帯だけに小屋の人が気になってしまう。そしてなにより下りの鎖場が嫌いです！

8/19 18:31

なんとか1日で八ヶ岳を終えられた。良かった。けど郵便局には間に合わない。風呂も入ってないので入りたいがどこも間に合わない。飲食店も締まる。唯一開いてた居酒屋で軽く晩酌することに。

8/20 5:22

夜はテント張れるところもないので野辺山駅前の公園で野宿。ガチの野宿の人が良いところで寝てたので俺は此処に寝た

8/20 6:24

まだ郵便局は開かない。こんなダラダラして良いのか？と思う。でも日が昇って公園で寝てるわけにもいかないのでダラダラ清里へ。足もボロボロでまともに歩けなくなってきた。こんなんであと半分やれるのか、不安がよぎる。
奥秩父を越えず、このままロードで丹沢山まで繋ごうか調べる始末。とにかくなにか食べてから考えようと気持ちを落ち着かせた。これが今回のハイライトだと思う。

清里郵便局が開くまでコンビニのイートインを利用。食べて考えてたらネガティブな気持ちも変わってくるものです。

8/20 10:10

清里郵便局が開店とともに荷物を受け取り、急いで支度する。なぜか行く気で支度している。全力で荷物を交換。気付けば、山に入るつもり満々。そしてアルトラに交換した途端やれると確信。
調子に乗って登山口へ向かう！が水を1Lしか持ってない…

8/20 12:00

藪こぎスタート…

8/20 12:19

はいはい、これね、ってか蒸されて暑すぎる。信州峠まで行けば、水は、なんとかなったような…なんてならない。マジでなんもない。

8/20 16:36

水分なしで、ヘロヘロ。なんとかたどり着いて、自販みたけど売り切れだらけー！なんでやー！でも小さいやつを6本買って飲みまくった。マジで気を付けよう。このあと大日岩まで登ってビバーク。富士見平小屋で話したいお兄さんもいたけど、我慢！

8/21 4:49

なんせ翌日は道志村まで90キロ残してるからだ。申し訳ない気持ちもありつつ、ごじょういわにピクリともなれず先を行く

8/21 5:03

おお、朝日よ、この8日間で、ちゃんと止まってみたのはこの時だけでした。

8/21 6:36

大弛ついたー、小屋で水を補給して89キロのロードがスタート。明らかに足を痛める前兆があり、何度もテービングやケアで休憩を取った。

8/21 8:35

毎年の山と道の夏目さんの真似シリーズもやっとく

毎回恒例で謎の飲み物に手を出す。カロリー高め、タンパク質も取れるし最高！で飲みすぎて気持ち悪くなる！笑

8/21 23:14

色々あったけど、割愛して道志村手前の峠を23時に通過。眠くてフラフラ。でも自分の立てた計画に負けてたまるか、で深夜1時に加入道登山口到着22時間動き続ける事になるとは！笑

8/22 11:03

3時間睡眠で丹沢を越える。ふくらはぎが寝てても痛い。何年かぶり、来てみたがやはり辛いこの行程。蛭ヶ岳まで水ないし、アップダウン多い。またしても水に苦しむ。

8/22 12:00

汗だくのまま蛭ヶ岳山荘に入って3本頼むと、冷たいのを冷蔵庫から持ってきてくれたようで感謝です！おじさん！
カレーライスも頼みたかったけど、時間に余裕がなく、諦める。

8/22 12:02

いやー、よく持ったアルトラ。ボロボロだわ。

8/22 13:20

丹沢山を通過して、身体が一瞬フワッと軽くなった！塔ノ岳辺りから走り始めて大蔵尾根を走って下ってる自分がいた、明らかにおかしなテンションだ、途中で膝が終わると諭し、やめる笑

8/22 17:06

土曜日の大蔵は大賑わいだったので、素通りして先を目指した。目標にしていた日が落ちる前に国府津海岸へ着く為だ。だから寝ないでやってる。昼飯も食わずに走ってる。

8/22 18:47

国府津海岸到着。7日と3時間ってとこでしょうか。
なんとか間に合った。花火をやる人も釣りをする人もいる。みんなにとって普通の土曜の夜だ。もちろん私にとっても普通の土曜の夜だ。毎回のこと、実感が湧かない。
ただ言えることはtjarのコースじゃなくて、自分で選んだことをやり遂げられて満足はしている。それがアウトドアスポーツの究極だろう、と鏑木さんの言葉を噛み締める。
距離427km累計標高23000m

8/23 10:56

さてさて、番外編ではありますが、今回は静岡県のゴールではなく私の地元神奈川県にしました、ので、ここまできたら歩いて帰ろうよ、と！もっと楽しもうと！
昨晩はホテルに泊まって8日間振りの風呂も入りリフレッシュして、国府津海岸から我が家まで51キロスタート！

8/23 14:33

寒川神社も通る。歩いて帰るつもりが結局走っちゃう俺笑

8/23 15:54

いやー、よく頑張った、アルトラ。今回のヒーローだな、筋肉痛は治らないけど、マメの進行は止まった。炎症で腫れてしまってぶつかっていたんだね。

8/23 18:28

地元が近付くとやはりテンションがあがる。知ってる道路だ。ゴールは確信したし、本当にやって良かった。後はゆっくり振り返りながら歩くと決めた。

8/23 21:06

マイホームタウン到着。完結。今年やれるとこはやった。後悔なし。480キロ

撮影機器：

AQUOS sense3 SH-02M docomo シャープ

装備

個人装備

ブルーパーのミズナラ20 シロッコ ストックシェルター ポリゴンUL上下 モンテインプリズム ナンガ半身シュラフ100 エスケープヴィヴィライト mont-bell枕 充電器アンカー20000 食料3日分(アルファ米1パスタ1 インスタントラーメン1 アミノバイタル3) 行動食1日分(バー ちびサンダー ジェル アミノプロテイン MAGMA)×3 救急道具or薬(虫刺され 痛み止め 胃薬) 替えソックス(５本指) クッカーエバニュー400 プリズム フォークスプーン ライター 浄水器 歯ブラシ ガーニーグー

感想

djkaz1983

今回はTJARのコースはやめてみました。色々模索したけど、東海道だとかみちのくだとか。でも初めに思い立ったのは、このコースだった。
前々からTJARのコースのゴールした後、家まで遠いのがなんか府に落ちてなくて、人に説明するにもなんでそのコースなのか、確かに謎だった。他人のためにやってるわけではないのでシカトで構わないのだが、
今回はコロナウイルスの兼ね合いもあるし、山小屋が開いてるルートが良いだろうと思ってました。
今回やらなければなかなかやらないだろうな、と思ってたし。

ただ途中、自分がなんの為にこのコースを走っているのか、分からなくなっていた時もあった。ランスマの金さんが以前番組内で話してた通り、成し遂げるには、始める時点での決意みたいなのが大事で、今回はそれが弱かったと思う。
近道や妥協ばかり頭をよぎっていた。 それもそのはずで、為末大さんの本に諦める力って本がある。それを半端に読んでしまっていて、諦めることは逃げることではない、とゆーような内容である。逃げることと捉える逃げ方もあるのだけど。
とにかく思考が一辺倒でネガティブであった。
そんな時こそ、考えすぎず、ご飯を食べて落ち着いてみることにした。それが復活の兆しとなった。
鎮座ドープネスの歌にMOGU MOGUとゆー曲がある。その歌を思い返していることで前向きになれたのが大きかった。



それとこれは金峰山辺りでだけど、鏑木毅さんのアウトドアスポーツの究極は、自分が設定した自分にチャレンジすること、って言ってた事を思い出したこと。これが自分を肯定できる気持ちにさせてくれたと思う。
結果、自分で打ち立てた行動計画の予定時間より早くゴールできました。これもなんだかんだやっぱり嬉しかったし、これまた鏑木さんがハードロックかなんかで落石に当たってもゴールした時に「自分に勝った！」ってのが回想できました。


最近は常に考えてる。走ってると焦ってしまう、先へ行かねば、確かにあの時間までに通過しないと関門ではなく事故リスクが高いからだ、もちろん晴れている事前提で、例えば稜線通過する際に、18時以降でも行動が良いのか、夜明け前の暗闇の越えたほうが良いのか、朝まで寝て夜明けのあとがのぞましいのだが。
←清里郵便局へ向かってるとき思ったこと。

正しいかどうかなら俺は間違っているかもしれないが、楽しいかどうかなら、それは楽しいといえるんじゃないかな←国府津海岸から自宅へ帰宅してる時に思ったこと


9月5日追記
日記にも書きましたが、無理をして得たモノと失ったモノがあります。何事もある程度はトレードだと思います。
私の場合だけかもですが、無理をすれば身体に悪いです。もちろん何処に基準を置くのかにもよりますが、こーゆーのがやりたいのなら身体を多少壊してもやり遂げたいでしょう。達成感はあります。けどやり遂げたとして、その後はボロボロです。当たり前ですが。
tjarなど目指すモノがあるなら、ちゃんと目標をたてて一つ一つ課題に取り組むことをオススメします。
また来年やりますか？と聞かれたらノーです。
マッチョイズムみたいなのがなんとなく嫌いになっちゃったのかも。他も色んな景色を見てみたいとゆーか、単純に知り合った人達やすれ違った人達、レースで話した人達とまた何処かで会いたいし走ったりしたいですね。

きっと私がこの480キロで得たモノは、ロード区間で民家などに通り過ぎる時、水の出る水道を瞬時に発見出来る能力が格段に上がったと思うんです。未だ使い道が分かりませんが「はい、そこにあるし」って1人でぼやいて走っての俺です。公民館の蛇口を借りて髪の毛洗ったの俺です。今度俺を見掛けたら小さめの石を投げつけてください。ありがとうございました。