記録ID: 7161044
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
北アルプス主稜線縦走：白馬岳→槍ヶ岳
2024年08月05日(月) 〜
2024年08月20日(火)
新潟県
富山県
長野県
岐阜県
kawauso726
elpajaro07
Ryojiro-F
豆田 凜太朗 MAMEDA Rintaro
かわ
Ken
ささだんご
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 113:49
- 距離
- 139km
- 登り
- 12,952m
- 下り
- 12,871m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 0:25
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 1:02
2日目
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:49
3日目
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 12:34
17:25
4日目
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 12:21
5日目
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:28
6日目
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
7:00
種池山荘
7日目
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:48
8日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 9:47
9日目
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 3:40
10日目
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 10:02
11日目
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 9:38
15:12
12日目
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 4:28
- 合計
- 14:06
17:43
13日目
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:55
14日目
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 11:29
14:38
| 天候 | 1日目：山麓は晴れ、登山口（蓮華温泉）はガス 2日目：白馬大池まで晴れ、白馬大池以降は東側からガスが上がってきて基本ガス時々晴れ、夕方から晴れ 3日目：白馬鑓ヶ岳まで晴れ、白馬鑓ヶ岳以降ガス時々晴れ、唐松岳以降ガス、夕方は晴れ（東側遠方に積乱雲） 4日目：五竜岳までガス、五竜岳から八峰キレットまで晴れ（稜線の東側はガス）、冷池までガス、夕方以降晴れ 5日目：晴れ、夕方ガス 6日目：晴れ（標高が低いところは雲の下）、夕方時々ガス 7日目：晴れ、針ノ木岳から先はガスりがち、夕方以降晴れ 8日目：晴れ、船窪小屋到着時からガス、蒸し暑い 9日目：晴れ、午後ガス、夕方は一時激しい雨 10日目：朝のうち小雨、鼻突八丁で止み以降時々晴れ、夕方雷雨（常念山脈方向で雷鳴） 11日目：曇り時々晴れ、夕方激しい雷雨 12日目：早朝は晴れ（槍穂高方面に分厚いレンズ雲）、昼頃は標高2800m以上でガス（風速10m/s）、午後2800m以下は晴れ微風 13日目：曇り時々晴れ 14日目：晴れ、双六付近からガス、夜雨 15日目：晴れのち曇り、夕方から雨 16日目：曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所 ・不帰嶮：�喫��曲�のコルから�曲�北峰までの間が核心。そこまで怖くないし、難易度としても難しくない。 ・八峰キレット：個人的には不帰よりも厄介な岩場が多かった印象。特にG5あたりは不帰より難しいかも。 ・スバリ岳：岩場が難しいわけではないが落石が多い ・蓮華の大下り：下部は鎖を使って岸壁を下る。雨で濡れているときはやめたほうがよさそう ・七倉乗越付近：キレット感のある鞍部。急傾斜の梯子やロープを使って上り下りする。 ・西鎌尾根：岩場自体は全く難しくないが両側が切れ落ちている ・槍の穂先：梯子登りなので難しくないが高度感がある。 |
| 予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
天狗の庭から雪倉岳と朝日岳の大展望。これが見たくて蓮華温泉入山にした節があるので個人的には大満足
本日の宿。二重稜線の谷地形にテント場があるので風は避けられるが、小屋まで出ないと電波は入らない。
白馬鑓の巻道分岐から天狗方面。リピーターが多いのも頷ける、美しい稜線
まずは天狗の大下り。落石に注意すればなんということはない斜面だった
五竜〜鹿島槍なら、個人的には八峰キレット付近よりもここG5が核心だと感じた。
これを越えると鹿島槍の双耳峰が大きく聳える。中央左の台形のピークが北尾根ノ頭、その少し奥の三角形の小ピークを越えた先の落ち込みが八峰キレット。
1
8/8 7:56
これを越えると鹿島槍の双耳峰が大きく聳える。中央左の台形のピークが北尾根ノ頭、その少し奥の三角形の小ピークを越えた先の落ち込みが八峰キレット。
吊尾根を通って南峰へ。ここも事故頻発エリアなので最後まで気が抜けない。縦走中に吊り尾根下部へ救助ヘリが飛んでいくのを見た。
爺が岳と天の川。性能の良くないスマホのカメラでも映るぐらいはっきりと見えていた
針ノ木までアップダウンが激しくて、気持ちの良い稜線歩きとは程遠い。右が赤沢岳、左が針ノ木岳とスバリ岳
テント場から今日歩いた稜線を見る。結構なめていたが厳しい稜線だった。眼下の雪渓上はもう歩けないらしい
七倉岳への登り返し。きつい。。。七倉乗越付近にキレットレベルでは？って感じの岩場があった。
船窪のナイフリッジ望遠。南沢乗越付近の崩落が著しいらしいので、こちらの方面を団体で通過するのは断念。
濁沢を渡る（この日の夕方橋が流されたらしい。間一髪）。7月頭の土石流で土手が決壊し、キャンプ場付近がだいぶ埋まっていた
日本三大急登のブナ立尾根で主稜線へ復帰する。序盤は尾根というよりはただの斜面だが、上の方は少し傾斜が緩む
いよいよ裏銀座スタート。立山と後立山が雲海に浮かんでいる。烏帽子のトンガリも頭を出している
五郎池の一帯はカール地形なのかな、圧巻の眺め。五郎池は干上がりかけ？
雲ノ平へ下る。正面に薬師がどーんと構えている。キャンプ場へのダイレクト下りは通行止めになっているらしいので、大迂回をしなければいけない
1
8/16 13:45
雲ノ平へ下る。正面に薬師がどーんと構えている。キャンプ場へのダイレクト下りは通行止めになっているらしいので、大迂回をしなければいけない
雲ノ平山荘と日の入り。雲ノ平には2泊したけれど、また来たいと思った。
鷲羽、いい山でした。中央をトラバースする道形は伊藤新道だが、やっぱり色々壊れてしまうらしい
三俣峠あたりから丸山のほうを見ると、これもカールかな？稜線ルートから見る巻道は「高速道路のよう」。
双六の通称「滑走路」。開放的で素晴らしい道だが槍は見えず。。。
この辺巻道が多くてごちゃごちゃしている。三俣峠から三俣蓮華ごと巻く道は「巻道」、双六岳だけを巻く道は「中道」と呼び分けているらしい
1
8/18 12:10
この辺巻道が多くてごちゃごちゃしている。三俣峠から三俣蓮華ごと巻く道は「巻道」、双六岳だけを巻く道は「中道」と呼び分けているらしい
小屋から鷲羽がきれいに見えている。黒部源流エリアは今日で見納め。
西鎌尾根はどんどん近づいてくる槍を眺めながら歩く最高級縦走路。それにしても槍、高い。。
槍沢を下る。カール内の道なので、グリーンバンドあたりまで景色はずっと良い。
きれいな沢がずっと近くに流れている。この沢は梓川の源流になる
感想
後立山連峰と裏銀座という、北アルプス信州側稜線の定番山域をつなぐ欲張り山行。12人という大人数パーティーで行くにはかなり長くて体力的にしんどいコースだったが、全員怪我無く無事に完遂することができて感無量。天候にも恵まれていて、雨予報を跳ね返してほぼ全行程を晴れにしてしまったが、これはみんなの頑張りが天に届いたんだろう。まだまだ北アルプスは広くて、歩いていない道がたくさんある。これからも挑戦を続けていきたい。
この縦走で通った山々
百名山(6)：白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、水晶岳、鷲羽岳、槍ヶ岳
二百名山(2)：針ノ木岳、烏帽子岳
三百名山(5)：唐松岳、爺ヶ岳、蓮華岳、野口五郎岳、三俣蓮華岳
百高山(21)：小蓮華山、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、赤沢岳、スバリ岳、針ノ木岳、蓮華岳、烏帽子岳、野口五郎岳、水晶岳、祖父岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳、樅沢岳、槍ヶ岳
2500m峰(26)：百高山に加えて、岩小屋沢岳、鳴沢岳、北葛岳、南沢岳、三ツ岳
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