記録ID: 498541
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
白馬-赤牛・雲ノ平・槍 経由 常念
2014年08月13日(水) 〜
2014年08月23日(土)
takechin49
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 107:11
- 距離
- 155km
- 登り
- 14,822m
- 下り
- 14,965m
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標高グラフを拡大| 天候 | 晴れたり、曇ったり、ガスだったり、雨だったり、雷雨だったり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
自宅最寄り駅-泊駅（JR） 泊駅-糸魚川駅（タクシー） 糸魚川駅-蓮華温泉（バス） ■帰路 ヒエ平-豊科駅（タクシー） 豊科駅-松本駅（JR） 松本駅-自宅最寄り駅（JR） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
不帰嶮2峰北峰、怖かった |
写真
myテントと鑓ヶ岳
この時実は事件が・・・エアマットパンク！！
初日夜から冷たい地べたとの戦いが始まった！
この時実は事件が・・・エアマットパンク！！
初日夜から冷たい地べたとの戦いが始まった！
五竜岳頂上。百高山No．61（2814m）
五竜岳は今日もガスでした。残念
五竜岳は今日もガスでした。残念
G4 G5(2645m) 北尾根の頭(2560m)。キレット小屋まで厳しかったです。
鹿島槍ヶ岳南峰頂上。百高山No．39（2889m）
南から上がってきた人で賑わってましたが・・・ガスってました。
南から上がってきた人で賑わってましたが・・・ガスってました。
爺ヶ岳中峰。（2669m)少し前に降り出した雨が山頂に着く頃土砂降りに・・・たまたま、居合わせた単独行の山ガールに写真を撮ってもらいました。なんでもご両親が山好きが高じてリタイヤ後信濃大町に越してきたそうな。
8/15 9:58
爺ヶ岳中峰。（2669m)
少し前に降り出した雨が山頂に着く頃土砂降りに・・・たまたま、居合わせた単独行の山ガールに写真を撮ってもらいました。なんでもご両親が山好きが高じてリタイヤ後信濃大町に越してきたそうな。
少し前に降り出した雨が山頂に着く頃土砂降りに・・・たまたま、居合わせた単独行の山ガールに写真を撮ってもらいました。なんでもご両親が山好きが高じてリタイヤ後信濃大町に越してきたそうな。
テン場に設営。初日にパンクしたエアマットはまだ修理していない。。。今晩は濡れた冷たい地べたとの戦いだ。
種池山荘始まって以来の事件です。この穴にスマホを落とした人が・・・
新越岳？山頂。（2623m）山と高原地図35では無名のピーク。勝手命名？
鳴沢岳山頂。（2641m）
このあたりから雨が降り始めました。居合わせた大学生パーティーに撮ってもらいました。
このあたりから雨が降り始めました。居合わせた大学生パーティーに撮ってもらいました。
赤沢岳山頂。（2677m）
ここでも大学生パーティーに遭遇。撮ってもらいましたが・・・こいつらもみんな荷物デカっ
ここでも大学生パーティーに遭遇。撮ってもらいましたが・・・こいつらもみんな荷物デカっ
また、大学生のパーティー。ここを登るのに苦労してましたが、彼らがとおり過ぎた後、通過しようとしたら、「×」のマークが・・・君ら間違ってるぞ。
8/16 9:23
また、大学生のパーティー。ここを登るのに苦労してましたが、彼らがとおり過ぎた後、通過しようとしたら、「×」のマークが・・・君ら間違ってるぞ。
スバリ岳山頂。百高山No．84（2752m）
雷鳴轟く中、セルフタイマーです。このあと、後方から近づいてくる登山者を発見。
雷鳴轟く中、セルフタイマーです。このあと、後方から近づいてくる登山者を発見。
針ノ木岳山頂。百高山No．58（2821m）ここでちょうど2人の登山者に追いつかれました。内ひとりがこの方。遭対協の人。リアル三歩さん。
1
8/16 11:46
針ノ木岳山頂。百高山No．58（2821m）
ここでちょうど2人の登山者に追いつかれました。内ひとりがこの方。遭対協の人。リアル三歩さん。
ここでちょうど2人の登山者に追いつかれました。内ひとりがこの方。遭対協の人。リアル三歩さん。
もうひとりがこの娘。サヤカ嬢。この旅のキーマンです。なんでも、親不知から山に入ってテン泊のみで太平洋を目指すそうな。すげー。
1
8/16 12:22
もうひとりがこの娘。サヤカ嬢。この旅のキーマンです。なんでも、親不知から山に入ってテン泊のみで太平洋を目指すそうな。すげー。
昨日の種池がそうだったように針ノ木小屋でもストーブで体を温めることができると思ったのだが、針ノ木小屋はテン泊者＆通過者に厳しい。テン場代500円を払うと雨の中に追い出された。もちろん彼女もテン泊。昨晩も種池のテン場だったらしい。
8/16 12:51
昨日の種池がそうだったように針ノ木小屋でもストーブで体を温めることができると思ったのだが、針ノ木小屋はテン泊者＆通過者に厳しい。テン場代500円を払うと雨の中に追い出された。もちろん彼女もテン泊。昨晩も種池のテン場だったらしい。
針ノ木雪渓方面にある水場に向かう途中、鯉のぼりが泳いでました。
僅かな晴れ間に干します。。。が、短時間じゃ乾きません。俺も同じ。
夕方、昨日の遭対協の方がやってきて、山で拾った「山弁」なるものを彼女に贈呈。
発熱剤でご飯と缶詰を温める仕組み。早速サヤカ嬢が試します。うまそう。
船窪岳第二ピーク（2459m）
普段、歩いてる途中休みませんが、流石に疲れてここで大休止。
普段、歩いてる途中休みませんが、流石に疲れてここで大休止。
烏帽子岳。（2628m）
かっこいい。何枚も写真に撮りたくなる。
かっこいい。何枚も写真に撮りたくなる。
サヤカ嬢のとほぼ同じ位置からhttps://www.facebook.com/photo.php?fbid=346546202169398&set=pcb.346547628835922&type=1&theater
1
8/18 16:21
三ツ岳山頂。百高山No．51（2845m）
登山道は通ってません。
登山道は通ってません。
真砂岳山頂。堂々たる2862mも百高山には含まれず。ほぼ同じ高さの立山方面の真砂岳はランキングされてるのに。南真砂へ行くという案もあったが今回は断念。
8/19 9:12
真砂岳山頂。堂々たる2862mも百高山には含まれず。ほぼ同じ高さの立山方面の真砂岳はランキングされてるのに。
南真砂へ行くという案もあったが今回は断念。
南真砂へ行くという案もあったが今回は断念。
ここに来る途中、遭対協の方とすれ違いました。後で分かったことですが、この看板を修理されたそうな。
水晶小屋到着。宿泊の手続きをし、荷物をデポって鷲羽岳・ワリモ岳方面へ。水晶小屋の裏山、しっかりピークを成しているが名前がない。
8/19 11:22
水晶小屋到着。宿泊の手続きをし、荷物をデポって鷲羽岳・ワリモ岳方面へ。
水晶小屋の裏山、しっかりピークを成しているが名前がない。
水晶小屋の裏山、しっかりピークを成しているが名前がない。
ワリモ頂上。これまた堂々たる2888mあるも百高山にはランキングされず。鷲羽の一部というには存在感がありすぎる。
鷲羽岳。ガスが晴れて姿が見えました。実はこの時、山の南側で事故があったみたいです。
水晶小屋に戻ってくると無線が「呼びかけても返事がなく・・・」などといっている。鷲羽で事故らしい。今度は水晶に向かうが途中でヘリがやってきました。
8/19 13:51
水晶小屋に戻ってくると無線が「呼びかけても返事がなく・・・」などといっている。鷲羽で事故らしい。
今度は水晶に向かうが途中でヘリがやってきました。
今度は水晶に向かうが途中でヘリがやってきました。
水晶岳山頂到着。百高山No．24（2986m）
ガスってました。
ガスってました。
8日目20日。朝4時出発。赤牛をピストン。空荷往復4時間が目標。
こういうところは走りました。温泉沢の頭〜赤牛岳の間、いくつかピークがあります。「山と高原地図35」には少なくとも3つ（2818m）（2741m）（2803m）とあり、いずれも百高山格ながら無名のピーク。
8/20 5:36
こういうところは走りました。
温泉沢の頭〜赤牛岳の間、いくつかピークがあります。「山と高原地図35」には少なくとも3つ（2818m）（2741m）（2803m）とあり、いずれも百高山格ながら無名のピーク。
温泉沢の頭〜赤牛岳の間、いくつかピークがあります。「山と高原地図35」には少なくとも3つ（2818m）（2741m）（2803m）とあり、いずれも百高山格ながら無名のピーク。
赤牛岳山頂に到着。百高山No．46（2864m）
6時15分。ガスってました。納得いく写真が撮れず15分間の足止め。
6時15分。ガスってました。納得いく写真が撮れず15分間の足止め。
来た道を戻ってると温泉沢の頭で晴れ間が。。。赤牛岳方面も晴れそう。往復4時間はもう無理っぽかったので足を止めてガスが晴れるのを待っていると、、、山ガール登場。
2
8/20 7:44
来た道を戻ってると温泉沢の頭で晴れ間が。。。赤牛岳方面も晴れそう。往復4時間はもう無理っぽかったので足を止めてガスが晴れるのを待っていると、、、山ガール登場。
日本一の秘境「温泉沢の頭」で出会った山ガール会社を辞めて、現在は槍の山小屋に勤務中のマリコさん。片道2日かけて久しぶりのお風呂に入りにきたそうな。このあと温泉沢を高天原へ降っていきました。
2
8/20 7:51
日本一の秘境「温泉沢の頭」で出会った山ガール
会社を辞めて、現在は槍の山小屋に勤務中のマリコさん。片道2日かけて久しぶりのお風呂に入りにきたそうな。このあと温泉沢を高天原へ降っていきました。
会社を辞めて、現在は槍の山小屋に勤務中のマリコさん。片道2日かけて久しぶりのお風呂に入りにきたそうな。このあと温泉沢を高天原へ降っていきました。
水晶小屋前で。改築されてました。↓改築前http://www.yamareco.com/modules/yamareco/upimg/32/320905/t_31fcd4d1e3daeb62fe78c10fa5e360bd.jpg
8/20 9:22
スイス庭園。名前の付け方がチープで好きじゃない。他の名前を借りてくるのは2流の証
黒部源流の碑のある谷へ激下り。三俣山荘へ登り返すことを思うと憂鬱
テント設置。このテン場に針ノ木で会ったサヤカ嬢も幕営してました。
こちらはヨリコさん。山好きが高じて松本の病院に就職した元ワンゲルの看護師さん。「赤牛の先にいいテン場があるんですよ〜（ニタニタ）」いやそれテン場って言わないから。時々山小屋の診療所にも派遣されるらしい。ここ三俣山荘の診療所の先生とも仕事したことがあるとか。。。え、ここ職場？ホンマモンの山ガールでした。
3
8/20 18:48
こちらはヨリコさん。山好きが高じて松本の病院に就職した元ワンゲルの看護師さん。「赤牛の先にいいテン場があるんですよ〜（ニタニタ）」いやそれテン場って言わないから。時々山小屋の診療所にも派遣されるらしい。ここ三俣山荘の診療所の先生とも仕事したことがあるとか。。。え、ここ職場？ホンマモンの山ガールでした。
9日目21日。5時頃方向開始。サヤカ嬢は4時17分時点ですでにテントを撤収済みでした。出遅れた感あり。
丸山山頂。（2854m）付属のピーク扱い
付近で、親子で雷鳥出現。3回目
丸山山頂の標は発見できず、残念
付近で、親子で雷鳥出現。3回目
丸山山頂の標は発見できず、残念
左俣岳山頂付近。（2674m）
硫黄尾根を過ぎたあたりから左俣岳の山頂を探しましたが、、、発見叶わず。
硫黄尾根を過ぎたあたりから左俣岳の山頂を探しましたが、、、発見叶わず。
南側がずっとガスってましたが、時折晴れて槍平からの登山道が見えます。
やっとエアマットの修理に成功し、もうパンクさせたくなかったので、地図を敷いて保護します。地図はこんなことにも使えます。
ブロッケンの妖怪が出ました。みんなが夕日に気を取られている中、夕日に背を向けてこれを待ってたのがサヤカ嬢。プロ意識を感じました。
8/21 17:44
ブロッケンの妖怪が出ました。みんなが夕日に気を取られている中、夕日に背を向けてこれを待ってたのがサヤカ嬢。プロ意識を感じました。
ここでサヤカ嬢とはお別れ帰ってきて検索したら本当にプロの写真家さんでした＾＾
（疑ってたわけじゃないですが）
http://www.sayakatakasaki.com/
http://www.sicf.jp/interview/vol13-sicf.html
2
8/22 6:13
ここでサヤカ嬢とはお別れ
帰ってきて検索したら本当にプロの写真家さんでした＾＾
（疑ってたわけじゃないですが）
http://www.sayakatakasaki.com/
http://www.sicf.jp/interview/vol13-sicf.html
帰ってきて検索したら本当にプロの写真家さんでした＾＾
（疑ってたわけじゃないですが）
http://www.sayakatakasaki.com/
http://www.sicf.jp/interview/vol13-sicf.html
牛首展望台。2766mもある山なのに山らしい名前さえ付けられてない不遇の山。ちなみに牛首山はここから北西にある（2553m）
牛首展望台から赤岩岳。山頂の標を探したけど、発見できず。
百高山No．76（2769m）
百高山No．76（2769m）
横通岳。登山道になにかが立ってる。人？あんまり動かないから道しるべか何かかと思ったが、やはり人だった。「何してるんですか？」「熊を探してます。」なにかの撮影の方らしいです。
8/22 14:20
横通岳。登山道になにかが立ってる。人？あんまり動かないから道しるべか何かかと思ったが、やはり人だった。「何してるんですか？」「熊を探してます。」なにかの撮影の方らしいです。
常念小屋のテン場。晴れていたので常念へ登ろうとも思ったが疲れ果てていたので、本日は登らず。この夜、嵐が来ると知ってれば小屋泊にしたものを・・・
8/22 16:05
常念小屋のテン場。晴れていたので常念へ登ろうとも思ったが疲れ果てていたので、本日は登らず。この夜、嵐が来ると知ってれば小屋泊にしたものを・・・
11日目23日。夜、暴風でペグが抜け、飛ばされそうになるテントと戦って、憔悴。蝶ヶ岳を経由して上高地に降りる予定だったが、常念ピストンに予定変更。この山をこの旅最後の山にすることにした。
8/23 5:37
11日目23日。
夜、暴風でペグが抜け、飛ばされそうになるテントと戦って、憔悴。蝶ヶ岳を経由して上高地に降りる予定だったが、常念ピストンに予定変更。この山をこの旅最後の山にすることにした。
夜、暴風でペグが抜け、飛ばされそうになるテントと戦って、憔悴。蝶ヶ岳を経由して上高地に降りる予定だったが、常念ピストンに予定変更。この山をこの旅最後の山にすることにした。
装備
| 備考 | クローブとサンダルとコンロ・ガスカートリッジ無しは辛かった。テントは軽量・お手軽より居住性重視すべし。エアマットはパンクすると心に刻んだ。 |
|---|
感想
楽しい山でした。
初日、財布の中身が思ってたより5万少ないことに気づき、テント泊を余儀なくされながら、その晩エアマットがパンクした日にゃあ、地獄の山行になると思ったけど、いろんな人と出会って話して楽しかった。特に針ノ木で出会ったサヤカ嬢のおかげで辛かった雨の夜のテント床もいい思い出になりました。そうじゃなきゃ針ノ木は嫌いな山になるところでした。
過去一番長い縦走登山でした。次にこんな長い縦走する日があるかどうか分からないけど、その時も今回みたく楽しい登山であってほしいものです。
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